快挙 〜スポーツフェス2025〜

先日、福井市の9.98スタジアムにて行われた福井テレビ主催スポーツフェス2025に参戦しました。今年は75チームが参戦。
今年はあいにくの雨で、開始時間が遅れ、台風の目が中止となってしまいました。しかしながら、その他の種目は予定通り行われ、午後には雨も止み晴れ間も覗きました。
このスポーツフェスに向け、今回も練習会を実施。みなさん、お仕事など忙しい生活の中時間を作って参加してくださいました。
今回のスポーツフェスに向け、新たに取り組んだことは、目標を宣言してもらうこと。それをみんなで共有し、応援していこうというもの。50mやジャベリックスローなど個人種目に出る人は勿論のこと、大縄跳びや大玉リレーなどの団体戦も目標を掲げました。
毎年、チーム内で最も力の入る種目は大縄跳びです。6人が跳び、2人がまわす。全員の息が合うかどうかがとても大事で、そのための練習に時間を要するからです。
年々良くはなってきているのですが、毎年満足と言える結果は残せないで来ていました。今年は、ある方が「目標は優勝にしましょう」と提言。大きく出たな感はありましたが、それで行こうと他の方も了承し、優勝に向かって練習をしてきました。
例年、芝生の上での大縄跳びのため、全体的に記録は低調になりがち。昨年の優勝は41回。15回以上跳べば、上位に入ってきます。50回跳べばほぼ優勝は確実なため、回数としては50回を目標にしました。
体列、掛け声の掛け方、回し方、回すスピードや縄の長さまで、何度も議論を重ねながら、私たちの形が最終的に出来上がりました。こんなに大縄跳びにかけている大人たちは、いないでしょう。とはいえ、練習での最高回数は22回。しかもなかなか6人全員が揃うことはなく、6人全員で跳べたのは一回だけ。それでもこれまでの出場の中で得てきた経験や培われてきたチームワークを信じて、本番に臨みました。
本番では、1分間の練習時間があり、そこで最終確認を行い、一発勝負の本番となります。練習時間をフルに使うチームもあれば、少し練習して休んで待つチームもいます。私たちは以前から変わらず後者。練習時間では、回し手が回す確認をして、その後跳び手が入って10回跳ぶだけ。あとは息を整え、本番を待ちます。
練習どおり10回跳ぶと、役員の方がボソッと「このチーム練習してきてる」。周りにも、一見してすぐに伝わるくらい私たちのチームワークは良かった。私たちの前の組みの最高成績は18回。まずはこれを超えたい。
そして、本番。まずは最初のひと回しを確実に跳ぶこと。それができれば、あとはリズムにのって跳ぶだけ。
ひと回し目。全員の息がぴったりあい、スムーズに超えた!そこからは全員が声を出して数を数えながら、一定のリズムで跳んでいく。10回を超え、20回に到達し、練習最高の22回を抜いた!28、29、30!ついに30を超える。20後半からはみんなの体力が限界に近づき、明らかに脚が上がっていない!それでも半ば絶叫しながら、まさに魂のジャンプ!
記録は…
36回!!!
跳び終わった瞬間、自然とみんなが駆け寄り円陣が出来、背中を叩きあいながら喜びを分かち合いました。こんな夢見たいなことってあるのかと。
TVカメラが私たちのもとに駆け寄り、勝利インタビュー。もう興奮であまり覚えていませんが、まさに歓喜の瞬間でした。
その後、他のチームが跳びましたが、私たちの記録を上回るチームはなく、私たちボディスマイルチームの大縄跳びでの優勝が決まりました!
平均年齢アラフィフは間違いなく全チーム最高齢。それでも、20代、30代のチームに負けなかった。
勝因は、これまで練習にかけてきた時間と熱量。これは間違いないです。そして、言葉にして掲げた「優勝」という目標。わがボディスマイルチームは決して勝利至上主義のチームではないし、何より怪我なく楽しむことを大事にしているチームです。それでも、目標を共有しそれに向かって熱意を注ぐ、そういう過程を踏めば、勝利の女神は微笑むのだと実感しました。
大縄跳び以外の種目でも、50m 全体4位、大玉リレー 全体5位と上位に食い込み、総合順位は過去最高の16位!
「100年元気なカラダづくり」を掲げ、今日までやってきましたが、まさにそれが体現されたスポーツフェスでした。
今年で4年連続4回目の出場となりました。これも一重に参加してくださる会員の皆様のおかげです。最高の瞬間をありがとうございます。
来年もまた是非一緒に感動の瞬間を見に行きましょう!
パーソナルトレーニングジム body smile
二瓶秀和
問屋本店 福井県福井市問屋町2-8 2F