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2024.04.12 ブログ

初戦

初戦

マスターズ陸上、




2024年シーズン初戦。


4月7日 愛知県刈谷市 ウェーブスタジアム刈谷。




例年、シーズンインは6月だが、

今年は2ヶ月早めてのシーズン初戦。




しかも初の東海地区での試合。




今回4月に初戦を持って来た理由は3つ。



①経験値を高めるため、自分より速いタイムを持った選手と競るレースがしたい



②冬季練習を終えた自分の現状を早めに把握したい




③相手とレースをすることで質の高い練習にしたい



①に関しては、

昨年、全日本マスターズに出場して感じたことは、レースの経験値。特に相手と競る展開になるレースの経験が足りなかった。


北陸エリアの大会では、出場選手が少なく、一人旅になるレースが多くなってしまう。もちろん大会の緊張感はあり、練習とは違う経験はできるのだが、相手を意識しつつ如何に落ち着けるかというメンタル面での予行練習には十分ではなかった。





②に関しては、

昨年は6月にシーズンインし、一戦目で思うような結果が出なかった。そのためレース展開や練習方法、調整方法を見直す必要があった。しかし、全日本マスターズまであまり時間がなく、慌ただしく準備して本番を迎えた感じになってしまった。それを今回無くすため、早めに現状を把握する必要があった。




③に関しては、

当地福井の冬は寒く、積雪もある。そのため練習場所やできる内容が限られてくる。

特にスピード練習は、怪我と隣り合わせのため、なかなか自分のリミットを外して全力で走ることができない。どうしても、頭の片隅で「怪我」が散らつき無意識にブレーキをかけ、加減してしまう。

これでは練習の成果を十分に得にくい。

しかし、競る相手がいれば自然と相手を意識して緊張感、集中力が増し、相手に勝とうすることで意識が外に向き、怪我への意識が薄れ、リミットが外れやすくなる。

自分の力を限界に近いところで発揮して走れることで、質の高い走りができる。

これは最高の練習になる。




今回、エントリーした種目はM45クラス 100mと400m。




初戦は、これまで頑張ってきた冬季トレーニングの成果をはかる場。そのシーズンの出来を占う意味もあり、大事なレース。だからこそ緊張感は他の試合に比べて高い。



まずは100m。

スタートは、反応から少し遅れ、50m付近までは4、5番手というところ。




後半にスピードに乗り、ゴールまで数メートルのところでトップとほぼ並んでゴール。




タイムは12"01(+0.2)。0.05秒差で2着だった。

スピード練習、スタート練習をまだ十分に行っていないのだから無理もないが、それにしても相変わらずスタート直後の加速が良くなかった。スタートは今年の課題だ。



しかしながら、12"01はマスターズを始めてからの公認ベストタイム。無風だったことも考えるとまずまずのタイムだった。





続いて、400m。

100mから僅か20分後で、まだ息が切れていたが、脚はさほど重く感じなかったので、怪我の心配は無さそうだなと思っていた。タイムは55秒前半くらい、あわよくば54秒台を想定していた。




内側2レーンは若い20代、30代の選手だったのでラスト150まで逃げれば、良いレースになるだろうと思っていた。


前半はまずまずの入り。ラスト150で想定どおり、内側の2人が視界に入る。

ラスト100は体がだいぶキツかったが、まだ余力があったからなんとか2人にくらいついて行けた。




結果は、54"46。




予想を上回り、昨年のベストタイムに迫る記録。



相手と競れたことで、自分の力を絞り出すことができた。




その反動で、脚や臀部への乳酸の影響は半端なかったが、こういった質の高いレースを求めていたので、結果としては大満足だ。




とりあえず、怪我もなく結果も良かった初戦となった。




次戦は4月29日の京都マスターズ。いよいよ本職が400mHだ。





2024シーズンがついに始まった。




パーソナルトレーニングジム body smile

二瓶秀和

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